知るだけで浪費が減る資産形成最強の法則!「パーキンソンの法則」解説

資産形成の話

はじめに|資産形成は「知ること」から始まる

資産形成というと、節約や投資のテクニックが注目されがちですが、
その前に「支出の傾向そのもの」を知るだけで、行動が変わることがあります。

今回紹介するのは、パーキンソンの法則・第二法則

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

…このシンプルな法則が、あなたのお金の使い方に革命を起こすかもしれません。

パーキンソンの法則・第二法則とは?

この法則は、人間の心理的な習性を突いたもの。

「収入が増えると、その分支出も自然と増える」

これを意識していないと、気づかないうちにお金がなくなるループに陥ってしまうのです。

具体例|「給料増えたのに、お金が残らない…」の理由

  • 少し良い場所に引っ越して、家賃が1万円アップ
  • 仕事の疲れを理由に、出前やコンビニ飯が増える
  • ちょっと高めの洋服や美容アイテムに手が伸びる

どれも「たまにはいいよね」の感覚。
でも、気づけば収入増=支出増で、結果的に以前より貯まらない…というパターンは多くの人に当てはまるはずです。

「知っているだけ」で、行動が変わる

この法則のすごいところは、知識が行動のきっかけになること。

私も、出費がかさんできたときに
「あ、これってパーキンソンの法則にハマってるかも」と客観視できるようになりました。

そう思えた瞬間、ムダ遣いにブレーキをかける余裕が生まれます。

対策|先取り貯蓄で「仕組み化」する

  • つみたてNISAやiDeCoで天引き
  • 給与振込口座から貯蓄用口座へ自動送金
  • 月初に予算だけを残して分けておく

私もつみたてNISA(月10万円)とiDeCo(月2.3万円)を固定費にして、
残ったお金で暮らす習慣を続けています。

ちなみに…第一法則も知ってますか?

パーキンソンの第一法則は、こうです。

仕事の量は、与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

お金と同じく、時間も“余裕”があるとだらけやすいのが人間です。

おわりに|「知る→気づく→整える」が資産形成のはじまり

支出を完璧にコントロールするのは難しい。
でも、パーキンソンの法則を知っているだけで「気づきのセンサー」が働くようになります。

お金の使い方が乱れてきたとき、「今、自分はこの法則に影響されていないか?」
そう自問できるだけで、行動が変わります。

これからも“気づく力”を育てながら、資産形成を続けていきましょう。

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