はじめに|固定費を整えると、生活がぐっとラクになる
資産形成を意識し始めた頃は、「節約=変動費を削ること」だと思っていました。
たとえば、コンビニでのお菓子を控えたり、無駄な買い物を減らしたり、ポイントを駆使したり――。
でも今は、「まず見直すべきは固定費だな」と実感しています。
固定費って、こんな費用のことです
家賃・光熱費・通信費・サブスクなど、毎月必ずかかる支出のこと。
一度見直して最適化しておけば、手間なく節約が続くのが最大のメリットです。
今回は、28歳・一人暮らし会社員の私が実際に支払っているリアルな固定費の内訳をご紹介します。
私の暮らしと収入の前提
- 年齢:28歳、独身・一人暮らし
- 手取り:月24万円ほど+年2回の賞与(各1ヶ月分)
- 投資:つみたてNISA+iDeCoで月12.3万円を積立中
- 生活防衛資金:約60万円(生活費5ヶ月分)
- 自炊はしておらず、冷凍弁当とベースブレッド中心の食生活
- サブスク:Amazonプライム+Amazon Music を契約中
固定費の内訳(2025年8月時点)
項目 | 月額(目安) |
---|---|
投資(つみたてNISA+iDeCo) | 123,000円 |
家賃(ネット込み) | 約70,000円 |
食費 | 20,000〜30,000円 |
ガス代(プロパン) | 約4,800円 |
電気代(オクトパスエナジー) | 約3,800円 |
水道代 | 約4,800円 |
通信費(Y!mobile) | 約4,000円 |
サブスク(Amazonプライム+Amazon Music) | 約1,000円 |
合計 | 約240,000円 |
固定費の内訳とコメント付きの詳細
投資(約123,000円)
- つみたてNISA:月10万円
- iDeCo:月2.3万円
投資は支出というより、「未来のための生活費の先取り」。
固定費として天引きし、残りで生活するスタイルにしています。
食費(約25,000〜30,000円)
- ベースブレッド:月7,000円前後(朝食)
- まごころケア食(冷凍宅配弁当):月9,000円前後(夕食)
- 昼食:出勤時は社食補助/在宅時はパスタやカップ麺などで簡単に
自炊ゼロでも、栄養とコスパのバランスを意識。
外食はたまに楽しむスタイルで、日々の支出を抑えています。
家賃(約70,000円/ネット込み)
ネット代込み、築浅・駅チカの物件を選択。
安さだけでなく、快適さと通勤のしやすさも重視しています。
光熱費(ガス・電気・水道 合計:約14,000円)
- ガス(プロパン):約4,800円
- 電気:約3,800円(オクトパスエナジーの割引中)
- 水道:約5,000円
プロパンガスは高いですが、電力会社の選定や節電でバランスを取っています。
通信費(約4,000円)
ワイモバイルを利用中。
通信制限時の速度保証がとても助かっていて、コスパも◎。
サブスク(約1,000円)
Amazonプライム+Amazon Music を契約。
送料のストレス軽減+音楽なしの生活は無理なので、満足度の高い支出です。
実は「ちょうどいい」暮らしができている理由
固定費合計は手取り月収に近く見えますが、
- 残業代で多少の上振れあり
- 賞与は家計に組み込んでいない
そのため、交際費や趣味にもきちんと使えています。
もともと「現金が余っていたから投資を増やそう」と思って始めたのですが、
意外と現金が減らず、生活防衛資金もしっかりキープできています。
おわりに|「今の暮らし」に合った固定費の最適化を
固定費は、自分の価値観やライフスタイルをそのまま映す鏡。
何を大切にしたいかを考えながら最適化すれば、心地よい生活と資産形成の両立が可能です。
節約は「がんばりすぎる」と続きません。
今の自分にちょうどいいと感じられる固定費の形こそ、
ゆるく・楽しく・長く続けられる家計管理のポイントだと思います。
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